『僕たちの戦争』

僕たちの戦争

• 作者: 荻原 浩
• 出版社/メーカー: 双葉社
• 発売日: 2006/08
• メディア: 文庫

読書の秋。

この本は、ページを繰る手が止まりませんでした。

現代のフリーター「健太」と、昭和19年の軍国青年「吾一」が時空を超えて入れかわります。

それぞれの置かれた立場になじもうとしつつ、元の時代に戻ろうとするお話。

少し前に、森山未来さん主演でドラマ化された作品。

それぞれの時代になじもうとする二人に最初は笑いを抑えることができません。

それが、やがてちょっぴりせつなく。

戦争のこと、ちょっと考えてみたり。

教科書には載っていない、「終戦」がわかります。

ラストの謎も余韻を残す一冊です。

コメント 11

本の方は読んでませんが、前テレビでやってるのを観ましたよ～。
確かにラストは謎でした。死んでしまったのはどっちなんでしょう？？
戦争について考えてしまいますね。
ところで、毎月お楽しみのガーコちゃん！！
今回がジョッキーに挑戦ですか？？(笑)　可愛すぎです！！
by きんメダル (2006-11-05 15:17) 

＞きんメダルさん
私は、テレビは見逃してしまって。
ドラマもラストは謎だったんですね。
私は戻ってきたのは健太かなと思ったのですが、どちらにしても切ないですね。
生まれる時代がほんの少し違っただけで、若者の本質は今も昔も変わらないのですよね。
ガーコを楽しみにしていただいてありがとう。
友達の馬っ子に乗ってみたわよ。
by 水無月 (2006-11-05 15:28) 

これ、ドラマをちょっと見ました。
きっと原作もいいんでしょうね。私も本でも読んでみようかしら。
by ときじろう (2006-11-05 17:15) 

＞ときじろうさん
ドラマ、ご覧になったのですね。
原作は面白いですよ。
まさにエンターテイメント！おすすめです。
by 水無月 (2006-11-05 18:27) 

原作は読んでませんが、ドラマ見ました！
ドラマ内で　現代の街中の雑踏を見る吾一が
『こんな未来のために　僕達は戦っていたのか。。。』というような言葉に
はっとさせられました。
私も戻ってきたのは健太かな～って思ってます
by snow (2006-11-05 19:15) 

＞snowさん
さっき、ドラマのＨＰを見ました。
未来君は、この役ぴったりだと思います。
小説の中でも、このシーンは印象深いですね。
やっぱり健太が戻ってきたのでしょうね。
この続きはどうなったのか気になるなぁ。
by 水無月 (2006-11-05 20:06) 

最近、読むのは台本ばかり・・・
読書の秋。
私も、ぜひこの本、読んでみたいです！！！
by ikura (2006-11-05 22:04) 

私はドラマも小説も知らなかったんですが・・・
水無月さんの記事を読んでたら、すごく読んでみたくなりました。
今度本屋さんで探して観ます！ドラマも見てみたかったなぁ～
by シェリー (2006-11-06 20:07) 

＞ikuraさん
忙しいときって、本から遠ざかってしまいますよね。
私は、この秋、一気に何冊も買って気分を盛りたてました。
この本、おすすめです。

＞シェリーさん
私はドラマで初めてこの本の存在を知りました。
記事では控えめに書いていますが、何度も爆笑するほど面白い本です。
それでいて考えさせられるいい小説でした。
by 水無月 (2006-11-06 21:24) 

こんにちは。
私もこの本、紹介したので
偶然だなぁ～と思って嬉しかったです！
by lead_an_easy_life (2006-11-07 15:17) 

＞yukikoさん
こんばんは。
この本、傑作ですよね。
読書家のyukikoさんも読まれたなんて、私も嬉しい♪
by 水無月 (2006-11-07 21:45)