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『永遠の出口』 [図書]

永遠の出口

永遠の出口

  • 作者: 森 絵都
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/02/17
  • メディア: 文庫

昨日、読了した一冊。

児童文学界で活躍されていた森絵都さん初の大人向け小説です。

どこにでもいる少女、紀子の小学3年生から高校卒業までを綴った青春小説。

特に大きな事件が起こるわけではありません。

だけどひとつひとつの短編から、紀子の気持ちが伝わってきます。

「あ~そうだった、この気持ち・・」と共感することが多く、感動でも悲しくもないけど心がじんわりしました。

あの頃の自分に会いに行く・・同世代の方にオススメしたい小説です。

70~80年代の雰囲気も味わえて楽しいです。

 


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コメント 7

yana_015

とってもおもしろそうな本ですね。
今読んでいるものを読み終えたら読んでみようと思います。
何も大きな事件が起こるわけではないのに引き込まれる小説、ありますよね。
表紙もなんだかかわいらしくて、気になります^^
by yana_015 (2006-09-17 15:34) 

水無月

>えぐさん
この本は、思わずクスッと笑ってしまったり、とてもせつない気持ちになったり。
こういう気持ち、久しく忘れていたと気づかせてくれました。
ぜひ、読んでみてくださいね。
by 水無月 (2006-09-17 15:54) 

シェリー

こんばんわ~
そういえば最近ゆっくり小説なんか読んでないなぁ~
気軽に読めそうな感じですね~私も読んでみたいです。
青春小説って響きになんだかキュン☆としちゃいます。
by シェリー (2006-09-17 21:11) 

ときじろう

水無月さんにそう言われると
ぜひ読んでみたくなりますね♪自分もその時代に帰れるって
素敵!
by ときじろう (2006-09-17 21:16) 

きんメダル

とてもかわいい表紙ですね。
表紙で読んでみよっかなって思う本ってありますよね。
そろそろ読書の秋ですね。
僕もなんか読みたいと思います。
by きんメダル (2006-09-17 23:05) 

この本、今まで知らなかったのですが、水無月さんの解説を読んだら、
興味がわいて来ました。少女のころの、ほんの些細な時間が、
今となっては、遠く、いとおしいものに感じますからね。
図書館で今借りてる本を読み終えたら、探してみようかしら。
by (2006-09-18 03:20) 

水無月

>シェリーさん
こんにちは。
小説をゆっくり読む時間って作るのがむずかしいですよね。
こちらも少しずつ、長い時間をかけて読みました。
青春小説、大好きなんです。

>ときじろうさん
読みやすくて、可笑しくてキュンとして…オススメです。
ちょっとだけタイムスリップできますよ。

>きんメダルさん
この本は、単行本で出た頃から気になっていました。
カバーのデザインが、文庫本になっても変わらなかったのが嬉しい。
この前TVで言っていましたが、読書に最適な気温は15℃くらいだそうです。
いっぱい読むぞ~。

>あやっぴぃさん
紀子の周りで起こる事件は、私やあやっぴぃさんにも起こっていたかもしれない。
今だからこそ分かるそんな物語の数々です。
その頃、夢中だったものも多く登場して懐かしい気分になれます。
by 水無月 (2006-09-18 13:01) 

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